お問い合わせ
076-475-8753

診療時間|8:30~11:30 / 16:00~18:30 ※土曜午後は14:00~16:00
休診日 |日曜・祝日

BLOG ブログ

冬に起きやすいおしっこのトラブル

こんにちは!
富山でも雪が降りはじめましたね☃️
寒さと乾燥で体調管理が難しい冬は、人間だけでなく犬猫にとっても健康トラブルが増える季節です。
子犬やシニア犬であったり、持病を持っている子を飼っている場合は、心配が尽きませんね。

さて、今回は冬に起きやすい泌尿器疾患についてお話ししたいと思います!


動物は喉が渇くという感覚を感じにくいといわれています。そのため、暑さを感じた時には水を欲しがる傾向にありますが、冬の寒い時期には特に水を飲まないことが多く、飲水量が低下します。
その影響でかかりやすくなるのが、尿路感染症、膀胱炎、結石などの泌尿器系疾患です!
一般的に、尿道の短いメス犬は膀胱炎にかかりやすく、反対に尿道の長いオス犬は、
その尿道が先細りのため、結石が尿道につまって尿路閉塞(おしっこがでない病気)になりやすいといわれております。
症状としては、トイレに何度も出入りしたり、排尿時の痛みで苦しんだり、尿の色が濃い黄色になったり、濁っていたり、血尿が出たりなど様々です。
愛犬・愛猫のおしっこの様子がおかしいと思うことがあれば病院で尿検査を受けましょう。
自宅で採取した尿を持参していただくか、尿を貯めた状態で病院に来院していただき、病院で採尿することも可能です!
特に尿路閉塞の場合は、食欲元気もなくなり、吐き気を伴うようになります。尿路閉塞は命に関わる病気のため、このような症状が見られる場合はすぐに病院に来院ください!
飼い主のみなさんも体調を崩しやすい時期ですので、ご自愛くださいね。
看護師:広田
ページトップへ